明日は味方
明日は味方
差し入れ
2025-02-11
職員が利用者から金品・物品をもらうのは禁止されている。倫理的な問題を多く含んでいるからだ。
でも、どうだろうか。たくさんの介護員が経験しているかも知れないが、こっそりティッシュに包んだお金や食べ物を渡してくるお客さんはいなかっただろうか。たくさんの国会議員が、申告せずにお金をこっそり懐に入れていたように、上司や同僚に言わないまま自分の鞄にしまったことはないか。
今さっき、パジャマ姿の利用者がこっそりと果物包丁と半分になったリンゴを差し入れてくれた。他の職員に気づかれないように配慮していたが、思いっきり見られているのが何ともかわいい。
すぐに言葉で説明はできないけれど、こういう贈り物は受け取れる自分でいたいと思う。もっと言うと、その人と食べ物が信用できそうだったら、その場で美味しそうに食べて見せられる自分でいたいと思う。
そして、良心の呵責とか倫理の欠如とか、むずかしい人間にならないで、思い切りありがとうを言いたい。
歌コン
2025-02-10
NHKの歌コン!司会 谷原章介。 生放送とテレビの右上に表示されているだけで、番組をみてしまう。生放送の醍醐味はやっぱり「今」感。自分がビールを飲みながらおかずに箸を付けている今同時刻に、大阪城ホールでは、リアルに歌手がうたう。そして、たまに起るハプニングがたまらない。何度もリハーサルを重ねたのに、台本からはみ出す瞬間を見つけるのだ。
大竹しのぶ(大御所ね!)が満を持してステージにたち、今まさに「脱走兵」という曲を歌い出そうとしている。
前説の司会者谷原章介が曲紹介に入り、「それでは歌っていただきましょう!大竹しのぶさんで大脱走です!!」
聞いた瞬間、お茶の間の全員がズッこけた!スティーブマックイーンも一瞬振り向いたに違いない。
その後、さかいゆうという歌手が、山下達郎のsparkleをカバーしていたが、谷原のジョークを吹き飛ばす見事な演奏でファンになってしまった。
北都会
2025-02-05
大曲北都会に出席させていただいた。北都銀行を利用している(私の場合は、利用させていただいている) 事業者が一同に会し、会員同士、北都銀行との親睦を深めるのが目的だ。参加者は、全部で250名だった。
およそ半年ぶりにお会いした三浦尚会長の配慮には毎回驚かされることが多い。まず、席順。来賓だけで固めた席を作らなかった。議員さんなどは会員が座るテーブルにそれぞれ配置されていた。それから、挨拶。「会員の皆様、それから来賓の皆様」と感謝がまず会員に向けられていた。二次会で本人に直に聞いたが、会員が最初に来るのは当たり前で、それだけは譲れないと話していた。出席者は90% は会員だ。来賓ばかりにスポットライトを当てるのではなくて、会員にまず謝意を伝える。今までたくさんの方の挨拶を聞いてきたが、これがなかなかできないことなのだ。でも本筋なのだと思う。これまでの北都銀行、これからの北都銀行、これまでの経済、これからの経済、話したかったことはたくさんあると思うし、聞きたかったが、短く纏められていた。それでも、三浦社長しか言えないことが最後に添えられていたために会員の胸のつかえがとれた。北都銀行が2年後に荘内銀行と統合されフィデア銀行になっても、地元の事業者のことは忘れてくれるなよ、これを聞いて自分も含めて大多数の事業者がうんうんと首を立てに振ったのだった。個人的には、外から講師を呼ぶよりも、三浦会長の講演を聴いた方が本当にためになると感じた。ずーっとお世話になり続けている大曲の先輩社長たちとの時間、17年ぶりに再会した介護の先輩との時間、会長が取り持ってくれた北都頭取との時間、あっという間に流れて気がついたら午前2時半になっていた。
参加リストの端っこに載った自分の名前を見逃さず、わざわざ1週間前に電話まで下さって、、、最後はホテルまで送っていただき、、、会長、本当にありがとうございました。
今年もご迷惑をお掛けします!!が、よろしくお願いします!!
GOトレ
2025-02-05
昨年のグッドデザイン賞にも選ばれたGOトレ。地域丸ごとデイサービス化!
Goトレプログラムは、地域全体が協力して高齢者の健康をサポートする新しい形のデイサービス。参加者が自主的に健康増進に取り組むことで、誰もが健康で活動的な毎日を送れるようになることを目指している。地域全体で支え合い、健康で文化的な生活を楽しむための一歩として、このプログラムが提案する価値は計り知れない。
地域の資源を活かした介護事業。Goトレプログラムの最大の特徴は、参加者が自ら積極的に取り組む自主トレーニング。プログラムでは、最新のウェアラブルデバイスを使用し、各個人の安全を確保しながら効果的な運動ができるよう配慮しています。自分自身のペースで進められることが、長期的な健康維持につながります。そして、様々な移動手段の体験、地域内での移動手段として自家用車に頼らず、公共交通機関や自転車など、多様な手段を体験します。これにより、移動の自由度が増し、よりアクティブな日常生活が可能になる。地域の魅力的なスポットを活用、プログラムの実施場所は、地域に根差した魅力的なスポットです。道の駅KOKOくろべ、くろべ市民交流センター、魚の駅生地、宇奈月温泉街など、地域固有のリソースを活用することで、参加者は新たな発見や楽しみを見つける。介護予防と外出の促進。このプログラムは、外出の楽しみを提供すると同時に、介護予防のための効果的な手段としても機能し、健康度を向上させることで、より長く自立した生活を支援する。
地域丸ごとは無理だけれど、風鈴やツインズでも地域資源を活かした新規の事業を展開したい!どうか皆さんのご協力をお願いします!
雪下ろし
2025-02-03
雪下ろしは自分が小学校一年から祖父に厳しく指導された。今じゃあ考えられないが、あれは指導といっていい。時々鉄拳が飛んでくるのだ。たかが、雪下ろし。されど雪下ろし。命を落とす人もいるから、何事も基本が大切だ。必ず端っこから下ろしていって、スコップで四角く切って屋根を傷めないように下ろしていく。畑でも、掃除でも、雪かきでも、なんでも比較的キチキチやる人だったと思う。その正統派の雪下ろしを一通り学んだ後、言うまでもなく、申年の楽天家タイプのオレは自己流に走って行った。(でも基本的に屋根や木を大切に思っている)笑→ https://www.youtube.com/watch?v=JEfGj_ARcoU
予報では、明日から天気が大荒れになるというので、東京からやってきたYOU TUBERの移住者(以後A)と待ち合わせた。屋根の雪下ろしの方法を教えると言う約束だ。Aは既に来ていて、玄関までの25メートルほどの道を鉄のスコップでAなりに掻いていた。それでは、屋根に登ろう!ということになり、一個目のはしごを掛けてまずは自分が登った。午後は緩むから雪下ろしをしないようにと祖父に言われていたが、スケジュールが合わないのだから仕様がない。やはり滑り止めがない箇所は危険な状況だった。次に上がって来ようとするA、上から撮影するオレ。君のYouTubeには一切関わらないと宣言したはずなのに、いつの間にかカメラを受け取って回している。
オレ「はしご!、ガジッとしまげ!!」「力入れでしまげった!」笑
A「シマグってなんですか?怖い!どうしたらいいか分からない!滑る!」言いいながら登ってくるAの足を見て驚いた。短靴だった。
「ズックだしゃー!」ビックリとガッカリで叫んでしまった。しまぐやズックは秋田弁か??雪下ろしをすると言ったら、普通長靴で来るよ。祖父だったらぶん殴ってる。笑
開始五分で終了と思いきや、「結構行けますよ、大丈夫です」と都会人らしいAの返事。こちらももう、別の日に教える時間もなかったので、その後1時間半続行した。
滑り止めの位置と雪かきのやり方の説明をした。あとは自分でやって覚えるしかない。この世のどの仕事も、自分で痛い目に遭いながら少しずつ身についていくものだ。Aには頑張って欲しい。