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明日は味方

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雪下ろし

2025-02-03
雪下ろしは自分が小学校一年から祖父に厳しく指導された。今じゃあ考えられないが、あれは指導といっていい。時々鉄拳が飛んでくるのだ。たかが、雪下ろし。されど雪下ろし。命を落とす人もいるから、何事も基本が大切だ。必ず端っこから下ろしていって、スコップで四角く切って屋根を傷めないように下ろしていく。畑でも、掃除でも、雪かきでも、なんでも比較的キチキチやる人だったと思う。その正統派の雪下ろしを一通り学んだ後、言うまでもなく、申年の楽天家タイプのオレは自己流に走って行った。(でも基本的に屋根や木を大切に思っている)笑→ https://www.youtube.com/watch?v=JEfGj_ARcoU

予報では、明日から天気が大荒れになるというので、東京からやってきたYOU TUBERの移住者(以後A)と待ち合わせた。屋根の雪下ろしの方法を教えると言う約束だ。Aは既に来ていて、玄関までの25メートルほどの道を鉄のスコップでAなりに掻いていた。それでは、屋根に登ろう!ということになり、一個目のはしごを掛けてまずは自分が登った。午後は緩むから雪下ろしをしないようにと祖父に言われていたが、スケジュールが合わないのだから仕様がない。やはり滑り止めがない箇所は危険な状況だった。次に上がって来ようとするA、上から撮影するオレ。君のYouTubeには一切関わらないと宣言したはずなのに、いつの間にかカメラを受け取って回している。 
 オレ「はしご!、ガジッとしまげ!!」「力入れでしまげった!」笑
 A「シマグってなんですか?怖い!どうしたらいいか分からない!滑る!」言いいながら登ってくるAの足を見て驚いた。短靴だった。
「ズックだしゃー!」ビックリとガッカリで叫んでしまった。しまぐやズックは秋田弁か??雪下ろしをすると言ったら、普通長靴で来るよ。祖父だったらぶん殴ってる。笑
開始五分で終了と思いきや、「結構行けますよ、大丈夫です」と都会人らしいAの返事。こちらももう、別の日に教える時間もなかったので、その後1時間半続行した。

滑り止めの位置と雪かきのやり方の説明をした。あとは自分でやって覚えるしかない。この世のどの仕事も、自分で痛い目に遭いながら少しずつ身についていくものだ。Aには頑張って欲しい。

スーパーおせん

2025-02-02
 スーパーオセン。毎週通っている。オセンという名前は、創業者の小笠原専治さんに由来しているらしいが真偽は分からない。

 オセンの魅力は、安さだけではない。まずは、スタッフがいい!!一度も、ただの一度も、スタッフで嫌な思いをしたことがない。レジ打ちが早く、段ボールに嫌な顔一つせず上手に入れてくれる。ひたすら自分の仕事に打ち込む。商品の補充をし、現金の補充をし、連携がとれていて、長たらしい職員同士の無駄話を見せず、常連のお客さんとの会話も忘れない。「働き者というのは、働いていれば元気なんです。で、働き者というのは、休ませていると病気になってしまうんです。で、怠け者というのは、働かせると病気になってしまうんです。。。」という名言。おせんの社長が話していたとか→http://blog.livedoor.jp/ehb/archives/50454587.html

それから、第二の魅力は、鮮魚、肉、野菜が美味しそうなこと。さすが魚屋が出発点というだけあって、とくに鮮魚が素晴らしい。まだ生きている貝類、甲殻類も販売されているし、橫手のスーパーでは見られない魚も売っている。アワビなんて、去年1個150円の日もあった。さすがに店が価格を間違って張ったのではないかと思い、恐る恐るレジに持って行ったがやはり150円だった。幸せだ。
 
 第三にあの店の規模感だ。北上オセンだと大きすぎる。あのサイズに所狭しと商品がならんでいることが大事なのだ。だいたいどこに何が売ってあるのか、全て客の頭に入っている。 だから、買い物が早く終えられる。効率的にカゴに商品が入れられるのだ。自分の場合、買いたい商品と予算の上限の基準が明確だから、一切悩まない。オセン到着からレジに並ぶまでおそらく15分程度だ。レジで待っても30分以内には必ず終わる。それから、コンパクトだから親しみやすい。客一人ひとりに合った丁寧な接客が可能だし、スタッフへの質問やリクエストがしやすい。

 その愛しのスーパーが先月27日に火事になった。びっくりした、と同時にいつから再開するのだろうかと気になった。気になって、次の日現場に行って自分の目で確かめた。結構酷い。あちこちの窓の回りには炎が上がったであろう跡で黒く変色していた。これは、安全確認と改装で数ヶ月かかるだろう、と正直思った。
 ところが、だ。日曜日の朝に電話してみると、「本日から規模縮小で再開します!」とその電話口の女性スタッフが応えてくれた。「えええええーーーーッ!」と思わず声をだしてしまった。電話を切ってすぐにオセンへ向かった。
 外観の焼け跡は見ていて痛々しかったが、店の入り口付近には男性2人が立ち、「この度はご迷惑をお掛けしました。これからもお願いします」とお客さんひとりひとりに丁寧に声をかけて、カゴを手渡していた。中に入ると、生々しく焼けた臭いが充満していた。岩手日報の記者が写真を撮っていた。あるお客さんは、スタッフに激励の言葉を掛けたりしていた。売り場面積は半分、品数も半分。しかし、商品を見て驚いたのは、肉の単価や魚の単価をいつも以上に安くしていたことだ。店が被害に遭って苦しい時なのに、通常でも十分安いのに、一番苦しい時に来店してくれる客に向けて、儲けを捨てて数字で感謝を伝えている。レジの後ろには、大きな文字が掲げられていた。「ありがとうございます。オセンはこれからもお客様のために頑張ります」。飾らないまっすぐなメッセージを見て、全ての客が目頭を熱くしたと思う。

焼け跡が残ったままの店舗でスタートを決断した小笠原社長、いつも以上に凜々しくたくましい目で接客をするスタッフの皆様に、「本当に感謝しなければならないのは、お世話になっているこの私です」と心の中で頭を下げた。

恵方巻

2025-01-30
本日のデイサービスでは恵方巻づくりをしていた。参加されていた利用者さんも楽しんでもらえたのではないか。
今年は西南西の方角を向いて食べるといいことがあるらしい。いったい誰が決めているのか?毎年方角が細かすぎないか?上とか、下はないのか!無言でたべるルールは一体何?
どんなにそれらしい回答をもらっても、さらなる『なぜ』が湧いてくる。そして、今では商売に利用された恵方巻。。。言いいながら、はい!おれは黙って食べます!姿勢よく、きっちり西南西の方角で!

シャワーチェアーさようなら

2025-01-28
夕方にデスクに戻ると愛用のシャワーチェアーが!なんとビジネスチェアーに変わっていてビックリ!どこのどなたか存じませぬが、心を込めてありがとう!シャワーチェアーも良かったが、どんな椅子も今はこのビジネスチェアーには勝てない!

ハウス

2025-01-27
 雁ハウス(以下ハウス)で働いてくれることになったパートのSさん。海辺のカフカに出てくるナカタさんのような人だ。とても礼儀正しく、他人を尊重する。どんな複雑な事態に巻き込まれても、根本的な善意と純粋さで全部乗り越えて行きそうな人だ。一緒にいて楽しい。
 ハウスの現場に張り付いて3ヶ月くらい経つ。スタッフはみんな訝かしく思っているだろう。それでも、お客さんと毎日話しができるし、スタッフの頑張りが見えるし、会話も聞こえるし、時間と業務の流れも分かってきたし、暖房あったかいしで、いいことたくさん。
イスはシャワーチェアー!笑 →
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