明日は味方
明日は味方
退院
2025-02-15
月曜日に平鹿病院に入院した父が退院するというので10時に迎えに行った。こんなことでもないと、話す機会がないから、30分ほど車の中で話しができて良かったと思う。
テレビや学校で、「尊敬する人は誰ですか」と言う質問に、「父です」と答える人がいる。自分は恥ずかしくてそれだけは言えないなぁ。言えないのだけれど、ときどきこうやって話しをすると、未だ敵わないところがあるなぁ、と思う事はある。それは、やはり言葉の重みとかそういうものかも知れない。父は、自分が7歳の頃に大腸がんになった。手術が成功し、転移もなかったためこうしてまだ生きているが、腹の中央を立てに長く切った生々しい手術跡は今でもハッキリと思い出せる。若くして死が隣にあった父は、目に映るものをある程度普通の人よりもズッシリとした重みで捉えられたのではないか。そして、団塊の世代は、貧しくて、不便も多い時代をたくましく生きてきた世代だ。兄姉の結び付きが強く、なによりも家族のことを優先している人が多いというのも一理あるか。みんな年をとる。20代、30代は動の時代だ。軽やかで素早く動けて、新しいことにどんどん挑戦できた。でも、40代、50代と年を重ねるにつれて軽やかさはなくなってくる。その代わりに獲得しなければならないのは、たくさんの経験に裏打ちされたそれなりの知恵や洞察だ。小川が集まって大きな川になるように、広がりと深みをもって静の時代に入らなければならない。。。と言いながら、なかなか成長できない!!
バレンタイン
2025-02-14
禁煙
2025-02-13
「トイレ内禁煙」
こんな張り紙が玄関近くのトイレに張られていた。おーーい!冗談じゃない、こんな高校生みたいなこと、利用者や来客に見られたら恥ずかしい!と思ったが、剥がすのをやめた。
もう少し様子と事情を調査しないと、張った人間の怒りはおさまらないだろう。
それにしても、職員だとしたら大問題だ。従業員が勤務時間内に、屋内の共用空間で喫煙したとなれば、就業規則の職場の健康と安全規定・業務上の行動規範に抵触する。
就業規則に違反する場合、それは懲罰の対象になる。最近、社会問題になっているのは、三次喫煙で、前回部門会議の議題に上がった。公務員だったら、夕方のニュースで流され、市長は謝罪会見しないといけない。
来年度から雁の郷敷地が全面禁煙になったとき、この張り紙は役割を終えるだろう。
差し入れ
2025-02-11
職員が利用者から金品・物品をもらうのは禁止されている。倫理的な問題を多く含んでいるからだ。
でも、どうだろうか。たくさんの介護員が経験しているかも知れないが、こっそりティッシュに包んだお金や食べ物を渡してくるお客さんはいなかっただろうか。たくさんの国会議員が、申告せずにお金をこっそり懐に入れていたように、上司や同僚に言わないまま自分の鞄にしまったことはないか。
今さっき、パジャマ姿の利用者がこっそりと果物包丁と半分になったリンゴを差し入れてくれた。他の職員に気づかれないように配慮していたが、思いっきり見られているのが何ともかわいい。
すぐに言葉で説明はできないけれど、こういう贈り物は受け取れる自分でいたいと思う。もっと言うと、その人と食べ物が信用できそうだったら、その場で美味しそうに食べて見せられる自分でいたいと思う。
そして、良心の呵責とか倫理の欠如とか、むずかしい人間にならないで、思い切りありがとうを言いたい。
歌コン
2025-02-10
NHKの歌コン!司会 谷原章介。 生放送とテレビの右上に表示されているだけで、番組をみてしまう。生放送の醍醐味はやっぱり「今」感。自分がビールを飲みながらおかずに箸を付けている今同時刻に、大阪城ホールでは、リアルに歌手がうたう。そして、たまに起るハプニングがたまらない。何度もリハーサルを重ねたのに、台本からはみ出す瞬間を見つけるのだ。
大竹しのぶ(大御所ね!)が満を持してステージにたち、今まさに「脱走兵」という曲を歌い出そうとしている。
前説の司会者谷原章介が曲紹介に入り、「それでは歌っていただきましょう!大竹しのぶさんで大脱走です!!」
聞いた瞬間、お茶の間の全員がズッこけた!スティーブマックイーンも一瞬振り向いたに違いない。
その後、さかいゆうという歌手が、山下達郎のsparkleをカバーしていたが、谷原のジョークを吹き飛ばす見事な演奏でファンになってしまった。