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明日は味方

明日は味方

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給与

2023-03-23
 風鈴では明日給与だ。そういえば、創業当時、給与明細と一緒に顔彩を使って絵はがきを入れていたのを思い出した。20枚も描くとなると相当な時間を使ったもんだ。職員の皆さん今月もありがとう、の意味を込めていたが単純に絵がうまくなりたいという自分の向上心が勝っていたような気もする。職員からすれば、とんだ暇野郎だと思っていたに違いない。でも、これは確かなのだが、今月も無事に給与を支払うことができたという達成感と安堵が一緒になって、どんなに時間がかかろうが苦にならなかった。それを辞めたのは、時間がなくなってきたのと、SDGsが流行ってきて、紙を削減しようとなったからだ。だから、封筒に入れることも、添え書きを付けるのもやめた。ただ、できるだけ給与明細は利用者がいる場所で職員に渡すようにしている。利用者には、『今月もあなたのおかげでこのようにして今、職員に給料を払うことができています』、と伝えるようにしている。これがいいことなのかどうなのか、わかならいが。でも、そのうち今後は給与明細もメールで送るのが当たり前になるのかもしれない。味気ないが仕方がないことか。

 午前は湯沢BIZに出かけ、経営相談。すぐに戻り昼食をとる。アンコウ汁と、牛皿、サラダ、果物だった。

美郷の魏徴

2023-03-22
 日本がWBCで優勝して、日本中に歓喜の波が押し寄せている。その波は、秋田の田舎まで届いて、どこに行ってもみんなどこかしら明るかった。夜のニュース番組でもう一度その瞬間をみようと、家路についたに違いない。大谷とトラウトの9回2アウトの場面は、鳥肌がたった。渾身の力を込めて、1球1球投げこむ大谷とフルスイングするトラウト。ああああ、これが見られただけでも幸せを感じる。ケガだけはしないで開幕戦に出てほしいと思っていたが、そんな心配は無用だった。今度は大谷とチームメイトとして、トラウトとサンドバルとフレッチャーが見られる!!エンゼルスの人気も急上昇するんじゃないか~。

 先日、うれしいことがあった。横手の施設で働いているベテランのTさんだ。不甲斐ない社長を黙って見ていられず、いろいろと助言をくれる。そのひとつひとつが、職員のこと、そして会社のことを真剣に考えて話してくれるのがうれしかった。特に権限に関する感覚には共感した。社長がやるべき仕事と職員がやるべき仕事はちがう。権限を職員に与えること。与えたら、あとは信じて任せる。適材適所にして、社長は大局をみて、好きなことをしろとはっきり言ってくれる。そして、長くはないがこの会社のためにできるだけ力になってくれると約束してくれた。貞観政要に出てくる魏徴を思い出した。自分を諫めてくれる貴重な人が現れた気がした。ありがとうTさん、これからもどうか力を貸してください。


渓流整備

2023-03-21
 去年から敷地内の整備をやっている。いずれは桜を植えて地域の憩いの場にするのが目標だ。

今日の成果↓

葦の根っこが太く、石がゴロゴロ出てきた。見た目より大変だった。

life is short

2023-03-20
 最近少しずつ骨身に染みてきた言葉がある。それは、『人生は短い』ということだ。本当の事はおもしろくないから、だれも口には出さない。出さないけれど、そう感じることが増えた。

 彼岸の中日に先立って、利用者Kさんが墓参りに行きたいという。喜んでお供してきた。縁もゆかりもないお墓だ。墓を掃除し、花を手向け、ろうそくに火を灯し、手を合わせた。墓には昭和初期になくなった先祖の名前があった。20歳と22歳でフィリピンで戦死していた。おそらく骨も墓の中にはないだろう。青春を謳歌することもなく、戦火に散った二人に手を合わせ、Kさんは目を閉じて何を話したか。

ー10年前、高野山の時間というラジオ番組で以下のような事を言っていた。

   生まれたときは、喜ばれ、
   老いては、嫌われ
   病んでは、厭われ
   死んでは、忘れられ
   -----であってはならない。

明日は墓参りに行こう。

えぐい

2023-03-17
 巷で流行っている言葉。えげつない。えぐい。英語のNastyの訳語かなぁ。野球やサッカーで海外で活躍する日本人選手が増え、メジャーリーグやプレミアリーグを見る機会が増えた。そこで海外の解説者がよく使っているのがNastyという言葉だ。意地悪い、度を超えた、卑劣なといった意味らしい。言葉は流行り廃りがある。そんな流行り言葉なんか使えるか!っていう頑固オッサンにはならないように、むしろばバンバン使っていきたい。
 岸田首相は偉い。今まで何を言われても逆切れしたり、怒った顔をテレビで見たことがない。安部さんは時々、相手を攻撃したり、怒ったりしていた。岸田さんは首相になったときに、人の話を聞く男だというので話題になった。テレビや新聞でしか知らないが、すごくよくやっていると思う。そんな岸田首相が生中継で記者会見をしていた。そこで育休取得率の向上、賃金の上昇、130万円の壁撤廃などを話していた。選挙を前にいいことを言う!賛成!でも、世界はプラスとマイナスがセットになっていなけれな成り立たない。一切料金はいただきませんと言う営業電話みたいに、いいことばかり言われると怖くなる。。育休の取得については、他の職員のサポートや新規の雇い入れが必要になる。そのための助成金がでるなら、それはどこからくるのか。どの部分の財源があてられるのか。賃金上昇だけ発信するのは、片方の翼がない飛行機みたいな感じがする。これでは企業は飛び立てない。もう片方の翼はもちろん会社の売り上げのアップだ。一部上場ではない、中小企業が売り上げを上げるには、下請けの下請けの下請けの末端まで値段を上げないとならない。末端まで上げると、あらゆる生活にかかる経費も増えるので、結局手元に残るお金は変わらないかもしれないが、それでも日本全体でやろう!賃金と自分の会社の品物の値段を全部あげよう!と岸田さんには具体的に言ってほしかった。そうしたら、うちの会社も他の会社も誰の顔色も伺わずに、即刻料金表を改定できる。106万や130万の壁を取っ払うということはつまり、女性の地位向上のことだ。この壁のせいで損をしている女性は多いからだ。高度経済成長時期の男社会が作り上げた制度かな。女性は家事に重心を置くように仕向けられてきた。こんな制度取っ払って、稼げるだけ稼いだらいいのにとずーっと思っていた。男に稼いできてもらう時代は終わったのだ。

 2023年はやることいっぱいで、えぐい年になりそうだ。はい、無理やり使ってみました。
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