明日は味方
明日は味方
研修
2023-04-05
デイサービスに来ているFさんと話した。北海道出身で、登山が好きな方だった。富士山にも登ったことがあるらしい。登山が好きなだけあって、なんというかしっかりしている。認知症は所見されるけれど、ひとつひとつ歩を進めるような腑に落ちる話をしてくれる。その隣に座っていた男性のIさんは、囲碁や将棋をするらしい。コロナや肺炎で入院していたが、痩せることもなく元気そうだった。
高齢者虐待についてとマナー研修を行った。この研修は、結構体力を消耗する。この消耗した体力のうち、ほんの少しでも誰かの実になってくれればありがたい。時間をオーバーしたけれど、参加してくれた方々も最期まで真剣に付き合ってくれた。ありがとうございました。
事業所間交流で、風鈴から職員1名がツインズで研修を行った。これは素晴らしい事だと思う。まずはデイサービスから始めて、今後は訪問やヒラキとも行いたい。Sさんお疲れ様でした。
面談
2023-04-04
二人面接を行った。どちらの方も60歳を過ぎて、なお働きたいと言ってくれる。介護をなくす方法は、働き続けることだ。どんなに年をとっても、体が許す範囲で人と交わり働き続ける。これが認知症を予防し、筋力を保つ秘訣ではないか。会社もこういう方々を応援し、できる限りチカラになりたいと思う。
デイサービスの車が側溝にはまり、車が動けなくなった。贔屓の山谷自動車が駆けつけてくれて、解決してくれた。誰にもケガがなくて本当によかった。運転していた職員も怖かっただろう。事故は起こるモノだ。この事故をきっかけにして、職員の緩んだ気持ちが引き締まってくれることを期待したい。
選挙
2023-04-03
気分転換に朝六時に山に入った。ゼンマイが既に最盛期を迎えているのではないか、と思ったが、まだだったので安心して散策する。この時期の山には雪が残っていて、朝の風が冷気を帯びて体を通り抜けていく。放射冷却で引き締まった雪の上を歩く。雪の溜っているところと溜っていないところを見ながら、冬の間の風の通り道を想像する。カモシカだの、ウサギだのの足跡やフンを見ながら、動物たちの動きを想像する。これが春の楽しみの一つになっている。
選挙の応援にもでかけた。候補者は真剣そのもので、気迫が感じられた。この日のために用意したいくつものフレーズを使い分けながら、集まった聴衆に語りかけていた。職員には、選挙カーの音が聞こえたら、仕事の手を止めて外に出て手を振って欲しい、とお願いした。立候補者への敬意を表すのが礼儀だと思うから。私には関係ない、という人もいるかも知れないが、それは違うと思う。他人に敬意を表わせない人は、たいてい自分もそのように扱われてしまうものだ。自分を認めてもらうには、まず相手を認めること。これは自分の存在を揺るぎないものにする第一歩だ。明日も別の候補者の応援に出かける予定だ。
午後からは辞令式を行った。3名の方に辞令を交付して、新しい役職についてもらったのだ。3月が別れの季節だとすれば、4月は出会いの季節だ。
You can't connect the dots looking forward;
you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
you can only connect them looking backwards.
So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
未来に向かって点と点を結ぶことはできない
過去を振り返ってのみ点と点が結ばれていたことに気がつく
だから、将来、その点同士がどんな形であれ結ばれることを信じてやってみるしかない
スティーブジョブスの名言と共に、3人が大活躍してくれることを願っている。
避難訓練
2023-03-30
誤って山や小屋を燃やしてしまったなんてことがあるから、野焼きはいけない。はずなのだが、最近あちこちから狼煙が上がっているような気がする。日中の野焼きでは、火をつけた主の思い道理の風は吹いてくれない。たいてい、『そっちにいっちゃあだめだ』という方に煙が流れていく。ただ、一度火をつけたものは、もう取り返しがつかない。だから、後は誰とも目を合わせないようにして、じっと灰になるのを待つだけだ。そういえば10年前、山火事発生の連絡を受け、われらが消防団が 出動した。6月の太陽がまぶしい朝の10時ころだった。事前情報では、山菜取りの人たちがタバコでもポイ捨てしたのだろうという事だった。もうすぐ現場周辺というところまできた。急行する消防車の窓の外に見慣れた人影がみえた、、、二度見か、三度見したと思う。信じられないことに、、、実の親父がタバコを口に咥えながら山菜籠を背負って歩いていたのだった。。。他の消防隊員も、原因はお前の親父じゃあないか!!と大笑いされながら同時に指をさされた。消火活動を終え家に帰ってから、親父を問い正した。問い正したが、原因は自分ではないと言う。他にもたくさん山菜取りはいたという。確かに他にもいたが。。。
という事で、午前中は避難訓練を行った。二人で、16人の利用者を逃がすのはかなり大変だった。寝たきり役の職員Bさんを毛布にくるんで、狭いベッドの脇を抜けようとしたら、Bさんがベッドに挟まって動けなくなる始末だった。これはマジで焦ったが、あるんですね~火事場のくそ力、ってやつが。何とか山を越え谷を越え、逃げました。Bさん、一緒にダイエットしようね!協力ありがとうございました。
窓を洗う
2023-03-29
今朝はホームの軒下と窓の清掃を行った。利用者や職員が見ていてくれたらしく、声をかけてくれる。 蜘蛛の巣と蛾の卵にまみれて二時間やって見たが、半分しか終わらなかった。予定では二時間で終わらせるつもりだったが。。。甘かった。明日以降に宿題を残してしまった。
運営懇談会も無事に終わった。資料を用意し、出席者を集めて、しっかり議事を進めてくれた事務長、そして何より忙しい中出席してくれた利用者と家族に感謝している。懇談会は終始和やかに話がはずみ、途中は制止するのも大変だった。コロナに対する施設の考え方、物価高騰対策、これからの展望を説明させてもらったが、しっかり伝えることができたかどうか疑わしい。まあ、ともかく最初にしては上出来ではないか。うん。
風鈴から、雁の郷に交流でAさんを派遣した。Aさんは、創業時から風鈴に勤めてくれている。良いところも悪いところも全部見られてきた。成長したな、と思ってくれれば嬉しい。心許ない社長に付いてきてくれてありがとう。。。いろいろと感慨深いが、気を引き締めて今後もどうかよろしくお願いします。4月からは毎週、それぞれの施設から人の交流を行う。世界を広げることは大事だ。決まった範囲でばかり行動していては、決まった考えしかできないからだ。