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明日は味方

明日は味方

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美郷町長

2023-04-26
 夕方、美郷町長と面談させていただいた。町長になった19年前と今の違い、議員の心構え、高齢者の話、ラベンダーを使ったヘアーオイルの話など短い時間でいろいろとお話をしてくれた。。雰囲気は柔らかく、言葉をゆっくり出してくれる。 40歳の頃には長になっていたのだから、すごい!しかも5期連続で続けているのも実力の証明だろう。松町長、勉強になりました。ありがとうございました。
 今日はひどい雨だったが、足は山に向かう。昨日採り残したゼンマイを集め、あざみ、コゴミを探す。ヒデコは栽培して種を採ろうと思い、根っこからいただいてきた。職員には申し訳ないが、頑張って花を咲かせてほしい。明日は山には行かない。なぜなら!!!次の採り頃が来週月曜日だから。自分が行くポイントは、60歳オーバーの人にはキツい場所だ。片手で自分の体重を支えられないと、滑落する。低地の採りやすいところは残しているから、安心して土日にどうぞ!
 職員の面談を始めている。セッティングしてくれたMさんありがとう!そして、時間を作っていろんな話を聴かせてくれた職員の皆さんありがとう。

火の鳥のようなゼンマイ

2023-04-25
 奥が深いと言う言葉があるが、これは山登りや山菜採りが作った言葉ではないか。たいしたことがない山でも、谷から上は台形状になって結構広い。浅いようでいてどの山も登ると深みがあるのだ。説明が難しい。。。ぜんまい採りは経営にも役立っている。常に判断が要求されるのだ。採取の経路を頭の中で描き、それにかかる時間と体力消耗の最適解を求める。基本的には一番奥から攻める。そうすることで、小出しが重くなっても帰りが楽になるのだ。逆だと、奥に行くに従って重くなっていき、帰り道が重たい状態で長い距離歩く羽目になるのだ。はい、こじつけです。ぜんまい採りは楽しすぎてやめられない。今、山はパチンコでいえば確変状態なのだ!フィーバーしまくって、ひとり山の奥でうれしい悲鳴をあげている。みんなよく寝てられるな~とも思う。これこそ田舎の醍醐味じゃあないか。小出しのヒモの跡がアザになってしまった。これがホントのVネックだ。
極上のゼンマイを今年は職員にも食べてもらって元気になってもらおう!!


親父の壁

2023-04-24
 朝6時に山にIN!!ゼンマイをとり続け、小出し二つがパンパンになった。途中何度も転げ落ち、枝が刺さり。。。ひとり悲鳴を上げる。少し動くだけで小出しからゼンマイがこぼれ落ちるようになるので、もう見ないようにして山OUT!!8時40分だった。こんな事ができるのも経営者の特権だろう、と思ったが、映画『釣りバカ日誌』の浜ちゃんにはまだまだ負けるなあ。ここから、先日亡くなったご利用者様の葬儀に出席し線香を上げてきた。4年間本当にお世話になりました。どうか安らかに、お眠りください。
 農業法人12姓の本間さんに挨拶に行ってきた。偶然、肥を運んでいる最中に会えた!会ってすぐに車を降りて話してくれた。このエネルギーはやっぱりすごい!全てストレートしか投げてこない、だから球を受ける方も安心して受けられる。こういう人は貴重だと思う。一緒にいるだけで、小さいことで悩まなくて良いと元気をくれる。息子さんも同じオーラを持っている素敵な人だった。いつか、本間ファミリーと一杯やりたいなあ!親子で一緒に仕事をしているらしいが、気心が知れているからこそ衝突もあるだろう。自分には経験がある。若い頃は、親父が怖かった。そして、親父は息子にとってはスーパースターだった。でも、次第に視野が広がったり、社会のことが分かってくると、親父がスーパースターではなくなってくる。それは息子が親父を追い越そうとしている証拠だ。いい年になっても、尊敬する人は『親父です』と言っている人がいるが、マジかよ!!!と思う。言われた親父も『息子よ、オレみたいには絶対になるな』と思いはしないだろうか。。。衝突は仕様がないことだと思うが、本当に親を追い越したと言えるまでには、まだ次の段階がある。それは、親父に対する『怒り』を遠くに追いやることだ。『親父、またやってるな~。しょうがねぇヤツだな~。』と遠くから微笑ましく笑えるくらいの余裕を持って始めて追い越したと言える。オレはまだこれができない。怒りが消えない!!!笑 だから、そういう時は、逃げる!!その場から一端離れて、一日置く。冷静に話せるようになるまで待つのだ。ああ、これはずっと続くのだろう。
 この一年は聴く方に徹していたつもりだが、 最近、自分から喋ることが多くなっている。出ていく量が、入ってくる量を超えてはいないか。。。被害にあった方々御免!!。。。喋るのは良いが、調子に乗ったり、勘違いして相手を傷つけるような余計な事は言わないでいたいと願う。 口は災いの元。沈黙は金。言わぬが花。。。。。。

星に願いを

2023-04-21
 事務所の片付けを、みんなでやった。手伝ってくれて本当にありがとう。断捨離第二弾ということで大分スッキリ!後はオムツと書類の山をどうするか。。。オムツはツインズができるだけ間に入らない形で、それぞれの部屋に納めるべきだ。書類はデジタル化してどこかにしまっておきたい。後は専門家の力を借りよう!あの事務所は、もともとデイサービスエリアということもあり、広々している。みんながこの職場で働きたいと思える空間に変えていきたい。やっと、処遇改善の計画書を提出した。次は、6月の実績報告があるので、5月には入ってくるお金とこれまで出て行ったお金を計算しなくては。。。
 朝早くにご利用者がひとり亡くなった。4年間お世話になった。歌が好きな方で、のど自慢にも出たことがあるとか。厨房で皿洗いをしていたときに、聞こえて来た彼の歌声に心揺さぶられた。あの歌の題名は『星の流れに』だったと思う。本当の題名は『こんな女にだれがした』だったが、進駐軍の検閲が入り、『星の流れに』、になったとか。敗戦してしまって、今日寝るところがない、食べるものがない。何も見えなくなった日本人はみんなこういう気持ちになっていたのかも知れない。朝礼で職員みんなで黙祷を捧げた。束の間だったけれど、かなり鍛えてもらった4年間だった。合掌。


折り返し

2023-04-20
 大谷のホームランボールをジャッジがキャッチ。がっくり。そのままエンゼルスは延長の末に敗れた。時差があって、朝から大谷の映像が見られるのは嬉しいが、こういうことがあるとその日一日暗ーくなる。巨人が負けると親父の機嫌が悪くなるのと同じだ。こんな日は洗車をして気持ちをスッキリさせなきゃあならない、と黄砂で砂と埃だらけの車を洗った。
 夕方、職員Nさんが泣きながら電話をよこしてくれた。職場で悩み、自分の思うようにいかないことが原因だった。この世は、自分と自分以外の二つで構成されている。そしてその比率は、日本だけで1:1億2000万だ。だから、うまく行かない方が当たり前なんだよ、なんて彼女に話しても何の慰めにもならないだろう。人生の最終目標は、立派な人間になることではなくて、『自分自身になること』だと中島義道が教えている。自分自身になるには、この世のどんなに小さいことでもそれは悩む価値がある、と。だから、安心してとことん悩んだら良いと思う。大抵の物事には、かならず折り返し地点がある。自分をもう一度浮上させてくれる折り返し地点が。その場所に他人を連れて行くことはできない。Nさん、ひとりで行って必ず戻ってくるのだ!

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