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明日は味方

明日は味方

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If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.

2023-04-10
 6時に山に出かけた。雪が少ないシーズンだから、平地では桜も咲き始めている。山菜は山桜の開花と一緒に盛りを迎える。桜は2月1日から日々の平均気温を足して400度に達すると開花するらしい。平地より山の気温が低いから、山桜が咲くのはもう少し後になる。よって、山菜ももう少し先だ。分かってはいながらも、それを確かめるべく、ポイントポイントへと駆け足で向かう。やはりまだない。
 朝礼では、職員と一緒に15分間ヨガをする。YouTubeのインストラクターの動きに合わせて体を動かしてみる。冬の間凝り固まった体が。。。まわりの職員を見てもみんな固そうだった。この2ヶ月は大事なからだ作りなのでみんな頑張ってほしい。
 近所の農家龍太郎が尋ねて来てくれた。この地区で将来を担う若手農家。おとなしい性格だが、決めたことは時間がかかっても納得するまでやるタイプだ。自分とは真逆だから、コンビを組んだらうまくいくのではないかと思ったのがきっかけで声をかけた。ちょっとずつだが、彼もやる気を出してこのようにちょくちょく顔をだしてくれる。以前『なぜ一緒にやらなければならないのか』、と彼に質問された。その時の返答は、『マッチ1本より、2本の方が明るさも熱量も倍以上になる』だったような気がする。アフリカのことわざには、If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.(早く行きたければひとりで行け、遠くに行きたいなら共に行け)というのがある。ひとりでできることなんて言うのは、たかが知れている。でも、大きな事をやろうとするなら、大勢の力を借りた方がいい。今年は農耕部を作って、職員をひとり配置する。その職員が龍太郎と一緒になって少しばかり農業の方も学んでほしい。美味しい野菜や米が採れますように。
 それから新人のSさんが厨房で働いてくれることになった。厨房を見学に行ったら、思った以上に他の職員と溶け込んでいたので安心した。しかも、仕事おわりのミーティングでは、改善案を何個か出してくれた。お互い思ったことは嫌み無く言い合えて、それが正しくてできることならすぐにやる!そういう関係を大切にしていきたい。

雰囲気

2023-04-07
 地震、雷、火事、親父。。。の中で、最後の親父の存在が怪しい。親父の力が弱まった訳ではない。それよりも、正確には母ちゃんたちの力が強くなった。女性の社会進出が日本は遅れていると言うが、家の中では既に権力構造が変化している。今や家に知人を招くのにも、母ちゃんたちの承諾が要る。だから、地震、雷、火事、母ちゃんになった。
 午前中、消防署の立入検査があった。消火器、避難誘導灯、避難経路、防炎カーテン、消防避難訓練回数など確認された。その中で、コロナ対策で買った木製のパーテーションが防炎ではないため、指摘案件になった。あの大型パーテーションが使えなくなったら、どこにも使えそうな用途がないため、保管するにも一大事だ。。。消防署の寛容な判断を待ちたい。
 事務所に1名の応募があった。事務長は自分の新しい部下の採用にはいろいろ求めるものがあるだろう。面接が楽しみだ。オレが求めるのは、何よりも『笑顔が素敵な人』だ。技術や知識は後からでも身につくだろう。でも、笑顔は教えられない。(自分もできていないし。。。)笑顔はその場の雰囲気を良くする。人は雰囲気を感じて、雰囲気通り行動をする動物だ。良い雰囲気の中ではストレスを感じないから人が集まる。悪い雰囲気の中にいると病んでくるから、誰もいなくなる。そして、雰囲気はコロナよりも早く伝染する。いい雰囲気を出せるか出せないかは、その人がどれくらい不幸を乗り越えて来たかによる。笑顔は幸福の印だ。そして、幸福はその真逆の体験、不幸から生まれてくる。この苦境を一緒に乗り越えられる人財でありますように。

曾野綾子
『闇がなければ、光がわからない。人生も、それと同じかもしれません。幸福というものは、なかなか実態がわからないけれど、不幸がわかると、幸福がわかるでしょう。だから不幸というのも、決して悪いものではないんですね。荒っぽい言い方ですが、幸福を感じる能力は、不幸の中でしか養われない。運命や絶望をしっかりと見据えないと、希望というものの本質も輝きもわからないのだろうと思います。。。私は不幸のない人とは友達になれない。』

2023-04-06
山でコゴミを採ってから朝礼へ。もちろん昼は、それを茹でて出してもらった。朝採れ山菜。最高じゃあないか、贅沢じゃあないか。あそこに行けばどこよりも早く初物が食べられると言われたい。実際、これからコゴミなんてワンサカ生えてくる。でも、それから提供しても遅い、コゴミの価値は日に日に下がるのだ。自分は、山菜の中ではアザミが好きだ。あのトゲトゲの葉っぱの中心に、これまたトゲトゲの薹。毒々しい灰汁の強さで指を真っ黒くしながら皮を剥げば、真っ白な薹が現れる。それを刻んで熱々の味噌汁に入れれば、冬の間に溜った体の毒が抜けていく気がする。毒をもって毒を制すとは、まさにこの事かも知れない。余談だが中日ドラゴンズ大投手、山本昌弘の父、山本巧さんが唄う『あざみの歌』も好きだ。https://www.youtube.com/watch?v=AFlZoi2AiuM
サ責のHさんと面談した。コロナで施設クラスターが起こったとき、1週間以上休みなく働いてくれた方のひとりだ。みんなが寝ているときに働いて、起きている時に働いていた。次から次にコールが鳴り響き、事情を分かってくれない周りの人間もいた。ほんのつかの間、夜に施設を出て、空に浮かぶ月を見上げて、彼女は何を思っただろう。介護員で夜勤をやったことがある人間なら誰でも、自分しか知らない月がある。そんな月を見上げて、今の自分を確認できるというか、ゆっくりした気持ちになることがある。彼女の性格は真っ直ぐで、人情深いから好感がもてる。きっとみんなを引っ張って行ってくれる人だ。もし、今度クラスターが起こったら、夜勤でオレも使ってね!

研修

2023-04-05
デイサービスに来ているFさんと話した。北海道出身で、登山が好きな方だった。富士山にも登ったことがあるらしい。登山が好きなだけあって、なんというかしっかりしている。認知症は所見されるけれど、ひとつひとつ歩を進めるような腑に落ちる話をしてくれる。その隣に座っていた男性のIさんは、囲碁や将棋をするらしい。コロナや肺炎で入院していたが、痩せることもなく元気そうだった。

高齢者虐待についてとマナー研修を行った。この研修は、結構体力を消耗する。この消耗した体力のうち、ほんの少しでも誰かの実になってくれればありがたい。時間をオーバーしたけれど、参加してくれた方々も最期まで真剣に付き合ってくれた。ありがとうございました。 

事業所間交流で、風鈴から職員1名がツインズで研修を行った。これは素晴らしい事だと思う。まずはデイサービスから始めて、今後は訪問やヒラキとも行いたい。Sさんお疲れ様でした。

 

面談

2023-04-04
 二人面接を行った。どちらの方も60歳を過ぎて、なお働きたいと言ってくれる。介護をなくす方法は、働き続けることだ。どんなに年をとっても、体が許す範囲で人と交わり働き続ける。これが認知症を予防し、筋力を保つ秘訣ではないか。会社もこういう方々を応援し、できる限りチカラになりたいと思う。
 デイサービスの車が側溝にはまり、車が動けなくなった。贔屓の山谷自動車が駆けつけてくれて、解決してくれた。誰にもケガがなくて本当によかった。運転していた職員も怖かっただろう。事故は起こるモノだ。この事故をきっかけにして、職員の緩んだ気持ちが引き締まってくれることを期待したい。
 
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