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明日は味方

明日は味方

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新緑

2023-05-01
 5月は新緑の季節だ。これまで、雪の下で耐えていた植物が、準備を終えて一斉に芽を出し始める。会社もそうで合って欲しい。これまでの仕事を自分の頭で考えて見直し、新たな方法によって作業の効率化や生産性向上を実現させて欲しい。会社が鮮やかな緑色になり、秋にはいい実を結びますように。
 村長他、役場職員と酒を酌み交わした。普段はなかなか垣根が高くて、腹を割って話す機会もなかった。ところがどうだろう、みんないつもより饒舌で、言いたいことを言ってくれているような気がして嬉しくなった。楽しかった。しかし、ラストエンペラー満州国の溥儀が日本を訪問して、人生最大の錯覚と断言したことを考えれば今日の出来事は、それはそれと忘れる事が賢明であろう。
 今日議長に選任された佐々木修さん。オレにしてみれば、兄さんみたいな存在だ。22歳の時にワンシーズンだけ、トマトの育て方の基礎の部分を教えてくれた。休憩時、ビニールハウスで初めてチャイを飲ませてくれた。最後の日、一夜の晩餐に誘ってくれて、二人で飲んだ。いつも冷静な修兄さんと奥さんは、憧れの人だった。都会的な人たちなのに、田舎の儀礼に合わせている。どこに出しても恥ずかしくない人。そんなイメージ。修さんの仕事を間近でまた応援したい。


OPEN YOUR WORLD

2023-04-27
 職員との面談を昨日に続いて行った。普段、話をしたことがない方々が多かったので、話が盛り上がって、とてもじゃあないが予定していた時間通りには進まなかった。待たせてしまったり、来週にさせてしまった方には申し訳ない。
 ツインズ社長に就任して以降、『どこの馬の骨か分からない人間がいきなり上に立たれては困る』『社員を馬鹿にしている』『調子にのっている』などの厳しい意見もたくさんいただいている。 しっかりとした引き継ぎもなく、ある日突然、部外者が社長になったのだから、 創業時から今まで事業所を守って来た方々からすれば当然そう感じるだろう。まずは、真摯に反省し、一緒に会話をしながら汗をかいて、少しずつ良好な関係を築いていきたい。
 人の心は移ろう、考えも変わる。自分の事だが、例えば、飲み会で胸ぐらを摑み合ってケンカした相手が、あるキッカケで今は親友になっている。はたまた、前の会社では、机を蹴飛ばしてバチバチに言い合った上司とは、仕事を通して関わっていくうちに懇意の仲になった。
 こういうことは、誰にでもあることではないか。ある一面から見るとすごく嫌なヤツだけど、他の面を知っていくと心の持ちようが変わっていく。真横から見ると直線で、真上から見ると四角なのは?答えは、A4の紙だったりする。同じものなのに、見る角度によってまったく別のものになってしまう。職員間同士であってもそうだ。 群盲象を評す、ではいけない。今、見えているものは、相手のほんの一部ではなかろうか。その一部を見て、結論を出してはいないだろうか。すべての面を見ることは不可能だし、見る必要も無い。そうであるならば、答えもだす必要はない。対人関係はいつもニュートラルでいい。そうであってほしい。。。

 ハイネケンのCMのように、意見の違う者同士が、仕事を通し、会話を通し、自分の考え方を変える。以前持てなかった相手への敬意を芽生えさせ、自分の世界を広げていく。


美郷町長

2023-04-26
 夕方、美郷町長と面談させていただいた。町長になった19年前と今の違い、議員の心構え、高齢者の話、ラベンダーを使ったヘアーオイルの話など短い時間でいろいろとお話をしてくれた。。雰囲気は柔らかく、言葉をゆっくり出してくれる。 40歳の頃には長になっていたのだから、すごい!しかも5期連続で続けているのも実力の証明だろう。松町長、勉強になりました。ありがとうございました。
 今日はひどい雨だったが、足は山に向かう。昨日採り残したゼンマイを集め、あざみ、コゴミを探す。ヒデコは栽培して種を採ろうと思い、根っこからいただいてきた。職員には申し訳ないが、頑張って花を咲かせてほしい。明日は山には行かない。なぜなら!!!次の採り頃が来週月曜日だから。自分が行くポイントは、60歳オーバーの人にはキツい場所だ。片手で自分の体重を支えられないと、滑落する。低地の採りやすいところは残しているから、安心して土日にどうぞ!
 職員の面談を始めている。セッティングしてくれたMさんありがとう!そして、時間を作っていろんな話を聴かせてくれた職員の皆さんありがとう。

火の鳥のようなゼンマイ

2023-04-25
 奥が深いと言う言葉があるが、これは山登りや山菜採りが作った言葉ではないか。たいしたことがない山でも、谷から上は台形状になって結構広い。浅いようでいてどの山も登ると深みがあるのだ。説明が難しい。。。ぜんまい採りは経営にも役立っている。常に判断が要求されるのだ。採取の経路を頭の中で描き、それにかかる時間と体力消耗の最適解を求める。基本的には一番奥から攻める。そうすることで、小出しが重くなっても帰りが楽になるのだ。逆だと、奥に行くに従って重くなっていき、帰り道が重たい状態で長い距離歩く羽目になるのだ。はい、こじつけです。ぜんまい採りは楽しすぎてやめられない。今、山はパチンコでいえば確変状態なのだ!フィーバーしまくって、ひとり山の奥でうれしい悲鳴をあげている。みんなよく寝てられるな~とも思う。これこそ田舎の醍醐味じゃあないか。小出しのヒモの跡がアザになってしまった。これがホントのVネックだ。
極上のゼンマイを今年は職員にも食べてもらって元気になってもらおう!!


親父の壁

2023-04-24
 朝6時に山にIN!!ゼンマイをとり続け、小出し二つがパンパンになった。途中何度も転げ落ち、枝が刺さり。。。ひとり悲鳴を上げる。少し動くだけで小出しからゼンマイがこぼれ落ちるようになるので、もう見ないようにして山OUT!!8時40分だった。こんな事ができるのも経営者の特権だろう、と思ったが、映画『釣りバカ日誌』の浜ちゃんにはまだまだ負けるなあ。ここから、先日亡くなったご利用者様の葬儀に出席し線香を上げてきた。4年間本当にお世話になりました。どうか安らかに、お眠りください。
 農業法人12姓の本間さんに挨拶に行ってきた。偶然、肥を運んでいる最中に会えた!会ってすぐに車を降りて話してくれた。このエネルギーはやっぱりすごい!全てストレートしか投げてこない、だから球を受ける方も安心して受けられる。こういう人は貴重だと思う。一緒にいるだけで、小さいことで悩まなくて良いと元気をくれる。息子さんも同じオーラを持っている素敵な人だった。いつか、本間ファミリーと一杯やりたいなあ!親子で一緒に仕事をしているらしいが、気心が知れているからこそ衝突もあるだろう。自分には経験がある。若い頃は、親父が怖かった。そして、親父は息子にとってはスーパースターだった。でも、次第に視野が広がったり、社会のことが分かってくると、親父がスーパースターではなくなってくる。それは息子が親父を追い越そうとしている証拠だ。いい年になっても、尊敬する人は『親父です』と言っている人がいるが、マジかよ!!!と思う。言われた親父も『息子よ、オレみたいには絶対になるな』と思いはしないだろうか。。。衝突は仕様がないことだと思うが、本当に親を追い越したと言えるまでには、まだ次の段階がある。それは、親父に対する『怒り』を遠くに追いやることだ。『親父、またやってるな~。しょうがねぇヤツだな~。』と遠くから微笑ましく笑えるくらいの余裕を持って始めて追い越したと言える。オレはまだこれができない。怒りが消えない!!!笑 だから、そういう時は、逃げる!!その場から一端離れて、一日置く。冷静に話せるようになるまで待つのだ。ああ、これはずっと続くのだろう。
 この一年は聴く方に徹していたつもりだが、 最近、自分から喋ることが多くなっている。出ていく量が、入ってくる量を超えてはいないか。。。被害にあった方々御免!!。。。喋るのは良いが、調子に乗ったり、勘違いして相手を傷つけるような余計な事は言わないでいたいと願う。 口は災いの元。沈黙は金。言わぬが花。。。。。。
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