本文へ移動

明日は味方

明日は味方

RSS(別ウィンドウで開きます) 

ご挨拶で

2023-01-18
やっと挨拶状が完成した。完成した挨拶状を心を込めて二つに折り、封筒に入れる作業。これを、ご利用者にも手伝っていただいた。もしかしたら、二枚入っている封筒もあったかもしれない。上下逆になっているのも会ったかもしれない。その時は、ごめんなさい。

できた挨拶状をもって、まずは丸茂組、三浦社長にご報告してきた。社長は、以前にも増してオーラがすごかった!アポなしで突然やってきた田舎者を、門前払いせず、応接間で真剣に相談にのってくれる三浦社長。 少し数字の話をしただけで、具体的なアドバイスが次から次へと泉のように湧き出てくる。本当にレベルが違いすぎる。。。必死に話に耳を傾けていたが、、、理解できたのは、ほんの少しだったと思う。玄関を出たとき、ほとんど体力が残っていなかった。初めて会った15年前のことを思い出した。あのときと同じように励ましながら、叱ってくれる。どうかこれからもこの田舎者のご指導をお願いします。

電線

2023-01-17
職員のOは、部下のNの言動に我慢ができず『本当に胃がいたい。Nをなんとかして欲しい』と言っていた。Nは、仕事は真面目で妥協しないタイプなのだそうだ。妥協しないから、周りにもキツくものを言ってしまう。しかし、問題はNは職員に人気がないばかりではなく、お客にも好かれていないという。。。どっちかには好かれろ!!と突っ込みたくなる。仕事は誰かの役に立っているからお金がもらえる。役に立つことは、だれかしらに好かれると言うことだ。しかし、右も左も塞がれいては本人もさぞ歯がゆいだろう。まだNと話したわけじゃないが、立派でありたいとか正しくありたいとかいう気持ちが強すぎるのではないか。
 そこら中に張り巡らされた電線を見て欲しい。適度に緩んではいないだろうか。もし、あれがピンと張ったままだったら、何かの弾みでたちまち切れてしまう。そうであってはいけない。Nよ、張り詰めたその線を、ペグをゆっくり回しながら緩めることも、いい音を出すためには必要なのだ。

 事務長が採ってきてくれた甘まーい雪の下キャベツを頬張りながら、Nの成長を願っている。

雪の下大根

2023-01-16
 宿(やど)る。。。良い言葉だ。この秋、大根を宿っておいた。今日はBさんと二人でその大根探しだ。宿ったのは良いが、、、5尺も積もった雪のどこに埋もれているのか、、、
1時間くらい、あちらを掘りこちらを堀り、悪戦苦闘していた。そうして、ちょっと山の方へタチションをしに言っているときに『あった~!』とBが叫ぶのが聞こえた!
みずみずしくて、かわいい大根が次から次へと発見された。エジプトの吉村教授になった気分だった。

『1本いくらで売る?』とすぐお金の話になったが、結局のところ『50円』で合意した。



図太い精神力を

2023-01-11
 代表交代による変更書類、指定更新手続き書類、コロナの掛かりまし補助金申請書類、ベースアップ補助金の実績書類、処遇改善の実績書類。。。一刻も早くこのトンネルを抜けたい。
 
 そんな中、午後の会議で面白い発言があった。『仕事を片方に押しつけるのではなくて、みんなでやりませんかと言っているんです。私、変なこと言ってますか!』というような発言だった。新参者の自分にも、一瞬その場が凍りついたのが分かった。発言したAさんは個性的であった。前社長ともほぼため口で話をする。日本では、建前上は個性を尊重することになっているが、本音はというとかなり怪しい。自分が思ったことをそのまま口にするやり方は日本社会ではなかなか生きにくいだろう、苦労も多いだろう。個性的と言うことは時代や社会が追いついていないとき、誰からも理解されない可能性も秘めている。こちらが追いついていないのか、向こうが追いついていないのかさえ現時点では判断できない。だから、他人にどう思われようが関係ないという図太い神経の持ち主にならないと、時々押しつぶされるかもしれない。
それでも、Aさんよ!図太い精神を養うのだ!

すっかり暗くなった窓ガラスには、小さな街頭が一つぼんやりと光っている。

秋田のクレーマー

2023-01-12
 2年前から年賀状を書くことを辞めたが、今年は一通だけ手紙を書いた。宛先は、浅香工業株式会社の岡田 実社長だ。

 異変に気がついたのは11月下旬だ。どこのホームセンターに行っても売っていない。探していたのは、愛用の金象印のスノーダンプであった。

 誰しもが、絶対にこれじゃないといけない、という愛用の品がある。自分にとってその一つが、青取っ手の金象印のアルミスノーダンプである。この村の雪の量は3メートル降るんだから半端じゃあない。その雪に小学校1年から30年以上立ち向かってきた、この金象印のスノーダンプと一緒にだ。とても頑丈なスノーダンプで、売っているモノの中で一番でかい。しかし、いかに金象印といえど、豪雪との戦いで毎年買い換えなければならないほど3月にはボロボロになる。であるから、今年も、新しい相棒を求めてホームセンターを探しまくったが、秋田県南のどこにも売っていなかった。しかたなく、岩手の方まで探しに行ったが、やはり在庫はないという。ネットを見てみたら、なんと値段が8万円~15万円もしている!!買えるわけない!!この金象印のスノーダンプこそ、浅香工業株式会社の商品、なのである。これは一体どういうことか。あのスノーダンプなしに、どうやってこの冬を乗り切って行ったらいいのか、焦りと不安、でもなんとかしなければ!その一心で手紙を書き上げてしまった。金象印の大ファンであること、あのスノーダンプをどうか見つけ出してて送ってほしいこと、あるいは30万円まで出すから特注で作って欲しいこと。そして、実際にこのスノーダンプで屋根の雪下ろしをしている動画のQRコードも添えた。。。
 
 そして今日、浅香工業株式会社、商品部の小原さんから電話をもらった。最初は、聞き慣れない大阪弁で、えらい遠くから営業電話をかけてきはったなぁ、と思った。思ったが、浅香工業と言う名前を聞いてピンときた。その社名を聞くなり、手紙の事を思い出し、驚いたのと嬉しかったのとで、よく分からなくなり、『おおおお!』と電話口で叫んでしまった。小原さんは、丁寧に事情を説明してくれた。3年くらい前に廃番になってしまったこと、去年と一昨年の大雪で売れてしまったこと、もし見つかったら、知らせてくれること。。。

とにかく、今持っている金象印を大事にします、とだけ伝え、電話を切った。やはり金象印は顧客を大事にしている!そう思いたい。

『なんや、わけわからん、秋田のクレーマーがおってなぁ。。。』
電話の向こう側で小原さんは同僚と話しているのに違いない。
2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
株式会社 風鈴
〒019-0801
秋田県雄勝郡東成瀬村田子内字長瀞51番
TEL.0182-47-3522
FAX.0182-47-3523
 
TOPへ戻る