明日は味方
明日は味方
Aさん
2017-11-24
Aさんのためにこの10年間の経験をすべてぶつけて、成功させたい。
Aさんは、80歳手前の認知症を患った男性。殆ど自立しているが、お風呂に入ってくれない。服を着替えてくれない。トイレに行ってくれない。
無理に進められると激しい拒絶がある。大声でどなり、暴力的になる。初日は二人で1時間半にわたって会話をした。足湯とトイレ誘導ができたくらいだった。
認知症は改めて恐ろしいと思った。
あんなに素敵だった彼・彼女は認知症によって知性を奪われ、人格まで変わってしまった。なすすべなき家族の人生も大きく変わった。
そういう家族と本人の気持ちに真剣に寄り添いたい。家族と本人のためにできる限りチカラになりたい。それこそ、私とこの会社の仕事だと思う。
芋煮の陣と産業祭
2017-10-28
ついに、やっと、その日が訪れた。
奥州統一芋煮の陣in秋田!当日は晴天で、最高の形で祭りと懇親会を終えることができました。
4県の皆さん本当にお疲れさまでした。
そして、わざわざ足を運んでくれたご利用者、当社のスタッフのみんなと家族様、ありがとうございました。
ところで、私が飛び上がって喜びを爆発させたのは、
なんと当社のコメが第50回の村の産業祭で壱等賞をとってしまったことだ!
利用者と職員みんなで作ったコメがなんと壱等賞!!いっとうしょうのいちの字が壱なのがなんともいい!
利用者のOさんは、駆け寄ってきてワンワン泣いていた。もらい泣きしそうになったけれど、ぐっとこらえた。
神様ありがとうございます!
その一方で、喜びが大きくなればなるほど、その反動が世界のどこかしらに出ている。
世界はいつも帳尻があうようになっていて、片方だけにチカラが働くことはないのだと思う。
私のコメも然りである。私にとっていいことは、だれかにとっては悪いことだ。
それだけは忘れないでいたい。
沢もだし
2017-10-14
何年か歩き回って少しわかった。
沢もだしやナメコが成長するのは夜間の気温が一桁になり、木々が紅葉して、葉が少し落ち始める今なのだ。
落ち葉に紛れながら、彼らは山奥でひっそりと枯れていったものたちの弔いをしている。
だれも近づかない暗い森の中でひっそりと朽ちて倒れた木々をもう一度土に返している。
講談師 一龍斎貞水 ラジオ抜粋
2017-08-04
~海外公演のくだり ラジオから抜粋~
どこの人もね、こいつ一生懸命やってんのか、何のためにやってんのか、っていうのはまずわかりますよね。人間の良賢をつくるためにやってるんですよ。新人は楽屋にいて先輩のやることを
見させて、師匠の用事をさせて、着物たたませるとか、お茶をくませるとか。その人間が喋るから芸が出る。ずるがしこいやつがやるとずるがしこい芸になるでしょう。先輩を敬わない、後輩を慈しまない奴が、目上の人の話や目下の人の話をしたって、聞いてる人に伝わらないと思う。楽屋で心のこもった仕事をしないやつがなんかやったってお客様の心は打たないよね。
見させて、師匠の用事をさせて、着物たたませるとか、お茶をくませるとか。その人間が喋るから芸が出る。ずるがしこいやつがやるとずるがしこい芸になるでしょう。先輩を敬わない、後輩を慈しまない奴が、目上の人の話や目下の人の話をしたって、聞いてる人に伝わらないと思う。楽屋で心のこもった仕事をしないやつがなんかやったってお客様の心は打たないよね。
小坂町役場・小坂ふくし会の皆様の視察
2017-07-21
晴。14:30から小坂町役場の皆様、小坂ふくし会の施設長の皆様9名が視察のためにわざわざお越しくださいました。大変光栄なことでした。
場違いな感じもしましたし、経験も実績もない私の話に退屈されたかもしれません。それでも、袖触れ合うも他生の縁。今後共、お付き合いができればと思いました。