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明日は味方

明日は味方

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ピンチをチャンスにしよう

2023-02-24
 幹部会議でそれぞれの事業所からの報告を聞いた。順風満帆の事業所は一つもなかった。コロナのクラスターを経て、入居率が低下した事業所や、人間関係に苦しむ事業所。。。様々だった。でも、ピンチはチャンスと言う。それは本当だ。普段当たり前だと思っていた風景が変わって見えるし、当たり前など無いと気づかせてくれる良いチャンスなのだ。15年前、自分が事業を始めたときもそうだった。計画が頓挫して、支払の督促と取り立てにあった。工事関係者の方々に大きな迷惑をかけた。苦しかったけれど、それがガソリンになって逆に燃えていた。なんでもいいから吸収して力を付けたいと思わせてくれた。ピンチの時は、普段バラバラのメンバーが団結しなきゃいけない。普段は当たり前だと思っていたことを見直して変えなきゃいけない。幸せのメーターをぐっと下げなきゃいけない。余談だけれど、幸せのメーターを下げるというのは、荒俣宏のゼロ点主義に登場する。100万円のプレゼントをしてやっと喜ぶAさんと、あなたがいるだけで幸せと言ってくれるBさん。Bさんの幸せのメーターはとても低い位置にあって、ゼロ円で幸福感を感じられる。ゼロ円で幸せになれることがこの世にはたくさんあるし、それが最も値打ちがあるのだ、と教えてくれている。 これを知って、『屋根があるだけで幸せだ』と日頃から自分に言い聞かせている。
 閑話休題。社会情勢がめまぐるしく変わっている現在、何もしなければ船はどんどん沈んでいくだろう。とにかく、動いてみるしか他に方法はない。考えられ得るすべての方法をやってみることだ。やってみないうちから、ああだこうだ言っても何も変わらないし、良い結果は絶対に向こうからはやって来ない。

 観葉植物が届いた。ケアビジネスパートナーズの原田社長からだった。勇気が湧いた。原田社長ありがとう。もう青年ではないけれど、橫手の事務所に置いて、大事に育てます。

旗日

2023-02-23
 天皇誕生日。デイの職員と厨房の職員合わせて3名がお休みで、メンバーはギリギリの人数でデイサービスを運営してくれた。スタッフのありがたみが身に染みる。誰が休んでも、残りのメンバーがカバーして仕事をまわしてくれる。お客さんの特徴を分かっていて、お風呂介助、機能訓練補助、ベッドメイキング、食事介助、なんなら厨房までできる。現場はスタッフに任せて、自分はただ見ているだけでいい。下手に手を出せなくなってしまったのが悲しいが。。。
 そういえば昔、建国記念日や天皇誕生日には家の玄関のところに日本国旗を立てていた気がする。他の家でも立てていたかもしれないが、うちの爺さんはそういうのがマメだった。この40年で日本は変わったということか。日の丸を掲げる家をまず見なくなったからだ。そういうことをするのは右翼の象徴みたいに感じてしまう。そう感じてしまうことも一つの固定観念のような気がするが、国を愛していることをわざわざ人様にアピールしなくてもいいような気はする。愛国心は時として、間違ったエネルギーを生みだして暴走する。日本はいつの時代も天皇陛下を中心にしてきたが、今はどうだろうか。女性週刊誌を毎週買っているが、男性週刊誌には絶対にない記事がある。それは、皇族に関する記事だ。なぜだろう。。。なぜ女性たちは皇族に興味があるのだろう。仮説として、女性はご近所の噂や情報をいち早くキャッチしたい欲求があるのではないだろうか。キャッチして、ああだ、こうだ言いたい欲求があるのではなかろうか。皇室はご近所ではないけれど、その公私の私の部分の話が今では巷に溢れるようになった。まるでご近所の話のように。。。そして今日本中が大奥になってしまっているのではなかろうか。

 

冬の終わりに

2023-02-22
 春という字は草が太陽の陽を受けて群がっていくという象形文字からなっているそうだ。春はもうすぐそこまできている。ふきのとうが今か今かと日の光を待ち望んでいる。
いただいた稲庭うどんで、ピザの生地に利用して暖炉でピザを焼いてくれる職員がいた。なんて素敵なアイディアなんだろう。利用者と一緒に下ごしらえをして、いろんな会話をしながら作る。味や食感も格別だった。

 新しい場所で、自分の居場所を作り、影響力を持つには大変な体力と気力と時間が必要だ。社長と言っても、一番下からの出発だ。その時に備え、地下で耐えながら、雪解けをじっと待つ。

(種苗交換会で見つけた短歌)
 しもに居る ことのかたきを 忍ばずば 人の上にも立たれざれけり 


フラフープ

2023-02-21
フラフープがマイブームになっている。時計回りに100回、反時計回りに100回。これが腹筋にビシビシくる。慣れてきたので、首でも回してみた。利用者も手をたたいて応援してくれるのがまた嬉しい。いずれはすごい技が繰り出せるようになりたい。フラフープを極めるのだ。



饂飩

2023-02-20
 株式会社 稲庭うどん小川様から、饂飩の切れ端を贈呈された。200Kgの切れ端が毎月廃棄されているらしい。そこで、湯沢ビズの藤田さんが東成瀬で介護施設をやっている佐藤というのがいると紹介してくれた。SDGsが叫ばれる昨今、当社でも何かしなければ、と模索していた矢先の話だった。話がトントン拍子で進み、本日に至った。至ったが、受け取って終わりではない。この先の方が大切だから、取材中もあまり笑顔になれなかった。切れ端と言っても、小川さんが伝統の技と思いを込めた饂飩には変わりない。大切に扱って、利用者にも喜んで召し上がってもらいたい。そして何よりも難しいと思っているのはこの取り組みを継続していく事だ。職員にも新しいレシピの考案をお願いしながら、無理のない分量を毎月いただけるようにしたい。午前10時に終わった取材は、昼12時のニュースとしてNHKで放送された。だからか。やけに取材班が急かしていたような気がしたので、合点がいった。いろんなところから、見たよ、と言われて、改めてテレビの威力を思い知った。どんな取り組みも誰かに知ってもらうことが必要だ。職員はどう思うか分からないが、会社が世の中の小さな歯車の一つとして機能していると知って欲しい。知ってから、さらに自分に何かできないか、と考えて力を貸して欲しい。
小川さん、この饂飩は必ずたくさんの高齢者に喜んでもらいます。引き続きサポートをお願いします。


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